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比嘉真美子が1打差2位発進 ”藍先輩”惜別Vへ準備万全

◇国内女子◇マンシングウェアレディース東海クラシック 初日(15日)◇新南愛知CC美浜コース (愛知)◇6397yd(パー72)

赤とんぼが飛び、秋の気配も漂う中、安定したプレーを貫いた。大会初日としては最多6679人のギャラリーが見守る中、比嘉真美子が6バーディ、ノーボギーの「66」。首位と1打差の2位発進を決めた。

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「きょうはティショットが安定していなくて、ラフから打つことが多かった。それでも風の計算やボールの入り方とかはイメージが良くて、アイアンに助けられました」

前半9番では136ydから9Iで右横5mにつけてバーディを奪った。続く10番では97ydから58度で右横3mにつけてバーディ。「このコースはバーディ合戦になるので、バーディを狙っていくマネジメントじゃないと上に行けない」。前週の「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」最終日に続いて、この日もノーボギーとし「うれしいです。心の中の波が少ない状態でゴルフができている。一打に集中してできている」と振り返った。

今季2度目の優勝に向け、気持ちも入る。同じ沖縄出身で9歳年上の宮里藍が今週の海外女子メジャー最終戦「エビアン選手権」(フランス)をもって引退する。「ゴルフ界の若手にとってはスーパーヒーロー。さびしいですけど、プレーヤーを卒業してもいろんな選手に影響を与える。今まで聞けなかったことを聞いてみたい」と教えを請うた。8月の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で優勝を飾った際には大先輩から「おめでとう」の言葉が届いた。

「去年よりは成長していると感じる。ミスしても焦らず、自分のリズムでできている」。昨年大会では2年5カ月ぶりのトップ5となる4位に入り、復調のきっかけをつかんだ。2013年以来となる年間2勝目へ自身の期待も高まる。(愛知県美浜町/玉木充)

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