アン・シネは初の最終組に笑顔。自己最高のベスト10を狙う

◇国内女子◇ニッポンハムレディスクラシック 2日目（8日）◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース（北海道）◇6362yd（パー72）

2位で発進したアン・シネ（韓国）は、序盤のダブルボギーで停滞した。伸ばし合いの中で「71」として通算7アンダー8位に後退。1打だった首位との差は7打まで広がり、日本での初優勝は遠のいた。

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紺のノースリーブにチェック柄のスカートを着用して臨んだ初の最終組。「緊張感があった」と、2番（パー3）で1打目を奥のラフにこぼし、アプローチも寄らずに20mのパーパットを残して3パット。追撃ムードを断ち切るミスに「ここから難しくなってしまって…」と肩を落とした。

その後は4バーディを奪ったが、差は開き、ストレスのたまる展開。それでも、ラウンド後はサインを求めるファンの列に、通訳を介してお礼を言って対応した。

最終日は黒のウェアに白のショートパンツを合わせる予定。「きょうの反省を生かしたい。追いかける立場だし、最終組じゃないから気楽にできるはず」と、初のベスト10入りに視線を向けた。（北海道北斗市／林洋平）