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総決算の2017年 異例だった宮里藍の今季スケジュール

2017年シーズン限りで引退する意向が明らかになった宮里藍。今季は序盤から、異例のスケジュールで日米ツアーで試合に出場しており、改めて振り返ると、昨年末に近しい関係者にのみ明かしていたという引退の決意がにじんでくる。

今季の宮里が自身の開幕戦としたのは、2月にタイで開催された米女子ツアー第3戦の「ホンダLPGAタイランド」。翌週は、出身の沖縄県で開催された国内ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」に6年ぶりに出場した。

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この後、米国へ戻って4月の「ロッテ選手権」まで米ツアーで4試合。5月の国内メジャー初戦「ワールドレディス サロンパス杯」で再来日し、1週間置いて、「中京テレビ・ブリヂストンレディス」には実に12年ぶりに出場した。

現在明らかになっている範囲では、6月8日開幕の「サントリーレディス」に2年ぶりに出場することを表明している。

宮里には、米ツアー本格挑戦を始めた2006年以降、いかに契約企業の主催大会であろうとも、可能な限り米ツアーを優先して出場してきた経緯がある。6月までに国内で4試合に出場するのはきわめて異例。4試合が、地元・沖縄開催と、自身のスポンサーにもなっている企業の主催大会で“ゆかりのある大会”ばかりということに、さほど親しくない関係者も何らかの意図を感じ始めていたところだった。

ちなみに、サントリーは宮里がプロ転向して以来、最も密接な関係を築いてきた所属契約先。今季初戦に選んだ米ツアーの「ホンダLPGAタイランド」も、宮里の契約先の一つが主催する大会だった。

「中京テレビ・ブリヂストンレディス」出場の前週には、沖縄に帰郷し、兄・優作の国内メジャー「日本プロ日清カップ」制覇をコース脇から見守った。熟慮して設定したであろう、この時期の引退表明。29日の会見で語るとみられる、残る現役生活への思いに注目が集まる。

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