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宮里藍が今季限りで引退 29日に記者会見

女子ゴルフの宮里藍(31)が2017年シーズン限りで、現役を引退することが分かった。所属事務所が26日、発表した。

宮里は29日、東京都内のホテルで記者会見し、決断に至った経緯を説明する。

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米ツアー9勝、日本ツアー15勝を誇る。2013年以降は勝利がなかった。10年に1位となった世界ランキングは現在、115位。米ツアーには今季、ここまで5試合しか出場しておらず、4月「ロッテ選手権」の34位が最高位だった。今季の国内ツアー3大会に参戦し、今月の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」で6位に入った。

1985年6月、沖縄県東村生まれ。中学時代に2年連続で「全国中学ゴルフ選手権」を制した。2001年に宮城・東北高に進学。03年に「日本女子アマチュア選手権」、「日本ジュニア選手権」をダブル制覇し、アマチュアとして出場した同年9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で国内女子ツアー初優勝を遂げた。翌月、当時最年少の18歳110日でプロ転向した。

本格参戦した2004年シーズンの初戦「ダイキンオーキッドレディス」を地元沖縄で制すと、年間5勝を挙げた。「藍ちゃんフィーバー」はゴルフの枠を超え、社会現象となった。

2005年も年間6勝を達成。06年から主戦場を米国に移した。09年に「エビアンマスターズ」で米ツアー初勝利。翌10年には年間5勝を挙げ、11週間にわたり世界ランキング1位に輝いた。

2011年には「エビアンマスターズ」で再び優勝。12年には年間2勝を挙げた。

次戦は、6月8日開幕の国内女子ツアー「サントリーレディス」の予定。

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