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泣き出しそう…いまだ勝ち星のないイ・ボミ「どうしたらいいか、分からない」

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(7日)◇茨城GC西コース(茨城県)◇6670yd(パー72)

4日間を終えて通算4オーバーの29位。今季7戦に出場して、トップ10入りがわずかに2戦と、2年連続の賞金女王イ・ボミ(韓国)の不振が続いている。最大の原因は「どうしたらいいか、わたしにも分からない」と嘆くアイアンショットだ。

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「最後も9Iで打ったけど乗らなくて…。ショックがどんどんプラス、プラスになって、プレーするときも心配というか…。なにをしたらいいか、悩みながらプレーしたので難しかった」と、いまにも泣き出しそうな表情。今週4日間のパーオン率は、47.2%に低迷した。

「バックスイングでクラブの重さを分からないのが一番ダメ。練習場ではよいショットが打てるけど、コースでは自分自身を信じられなくなる」。なんとか作っている弱々しい笑顔が、何かにすがるような表情にも見えてくる。コース内でいくつか試行錯誤しているというが、「気にしすぎて、ボールをうまくキャッチできない。いままでゴルフをしてきて、そんなにたくさん(チェックポイントを)意識して打ったことがない」と肩を落とした。

「1Wはアッパーブローで打つから気持ち悪いことはない。アイアンはダウンブローに打てなくて、打ちたくてもミスショットをしてしまう。ちょっとだけのミスでも、それがすごく大きく感じる。18ホールが長く感じます…」と大きく息を吐き出した。

次週は、よりシャフトが走るアイアンを打つことを考えているという。答えを導き出そうと懸命だ。(茨城県つくばみらい市/今岡涼太)

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