ノーボギーで締めくくった申ジエ。今夜のご褒美が楽しみ！

◇国内女子◇スタジオアリス女子オープン 初日（7日）◇花屋敷GCよかわコース（兵庫県）◇6293yd（パー72）

開幕前の体調不良によりシーズン3試合目となる申ジエ（韓国）が5バーディ「67」をマークし、笠りつ子と並ぶ5アンダー首位で滑り出した。最終18番では、3.5mのパーパットをねじ込んで力強いガッツポーズ。「今年初めてのノーボギーだったので、すごくうれしかった」と初日から飛び出した大きなアクションには、意外な理由があった。

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ここ数年は健康面を考えて大好きなコーラを控えてきたが、昨シーズンからはプレーへのご褒美として、ノーボギーの日だけ解禁したのだという。

飲むのは夕食時のコップ1杯だけと少量だが、「コーラが飲めるからすごくうれしくて。ずっとガマンしていたから楽しみです」と心待ちにする。ツアーがないオフの期間中も封印してきただけに、気持ちが高揚するのも無理はない。申にとっては、プレー中のモチベーションを高める要素の1つにもなっているようだ。

なお、昨シーズンは14ラウンドでノーボギーを記録し、計14杯のコーラを堪能した。最後にノーボギーラウンドを記録したのは「大王製紙エリエールレディスオープン」最終日の11月20日で、実に138日ぶりの“ご褒美コーラ”となる。（兵庫県三木市／塚田達也）