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イ・ボミが3年4カ月ぶり予選落ち 最終ホールで痛恨の罰打

2年連続賞金女王のイ・ボミ(韓国)が1バーディ、5ボギーの「76」をたたき、通算4オーバーで予選落ちした。最終ホールで悪天候のため適用されたルールへの対応を誤り、痛恨の1罰打を科された。日本ツアーでの予選落ちは2013年11月の「伊藤園レディス」以来(大会初日に棄権した16年「日本女子オープン」を除く)で、3年4カ月ぶり。

通算3オーバーで迎えた最終9番。ティショットが水たまり(カジュアルウォーター)に入り、ルール通り救済を受けて、ラフにボールをドロップした。ここまでは問題ないが、その後、汚れをとろうとボールを拾い上げた。

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イは「この瞬間にミスした」と気づいたという。この日は降雨のため、フェアウェイなどの”芝生を短く刈った区域”に限り、無罰でボールを拾い上げ、汚れをとって再び置けるルール(プリファードライ)となっていて、芝の長いラフは適用外だった。イは「フェアウェイで何度もやっていたから、そのままラフでもやってしまった」と説明した。

すぐに競技委員を呼び、同組の北田瑠衣とペナルティを確認した。「(3オーバーの時点で)予選通過は厳しいかなと思っていたので、頭がクリーンじゃなかった」と話した。

「調子が良くなかったし、あしたまで残っても良いプレーができたか分からなかった」と、さすがに気落ちした様子を見せた。次戦は30日開幕の海外メジャー「ANAインスピレーション」で、26日に米国へ向かう。(宮崎市/林洋平)

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