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5打差圧勝で海外勢阻止 菊地絵理香の“崩れない”力

今季初優勝を飾った菊地絵理香。後続に5打差をつける完勝だった

◇国内女子◇Tポイントレディス 最終日(19日)◇鹿児島高牧CC(鹿児島)◇6397yd(パー72)

ツアー最長となっていた海外勢の連勝を「8」で止めたのは、初日から首位を守り続けた菊地絵理香。2打リードで出た最終日を5バーディ、1ボギーの「68」として通算14アンダーに伸ばし、後続に5打差をつける完全優勝で通算3勝目を手にした。

この日は常に2打以上のリードを保ち、最後まで隙のない内容でゴールテープを切った。「自分のゴルフに徹して18ホールをガマンできたのは、今までになかったこと。評価できるプレー内容だった」と、納得の表情だった。

出だしの1番で、85ydから51度でピン手前1mにつけてバーディ。4番は3パットで唯一のボギーとしたが、直後の5番では4mのチャンスを決めてガッツポーズを作った。終盤17番(パー3)では1打目をグリーン手前のラフに外したが、57度のウェッジで「ちょっと開いて、ポトッと落とす。イメージ通りだった」という絶妙なアプローチでピンそばにピタリ。「今週の中で一番、自信になった」とうなずいた。

2015年の初優勝から3勝をともにした専属の川口淳キャディは、菊地について「ショットだけじゃなくてアプローチもうまいので、崩れるタイプじゃない」と評価。舌を巻くのは、ここ数年、パワーヒッターに対抗するために力を注いできた100yd以内の精度だ。「ウェッジ3本(48度、51度、57度)で同じ距離が打てる。だから強い」という。

それは「僕は早く帰りたいのに、帰らせてくれない」と、川口氏がちょっぴり不満げに漏らす練習量の賜物でもある。3日間のボギーはわずか2つというプレー内容も、菊地が確立しつつあるプレースタイルを物語っている。

とはいえ、菊地に慢心の様子はまったくうかがえない。「技術不足なところはたくさんある。勝ったとしても、まだまだ技術の向上が必要」。イ・ボミアン・ソンジュらの名前を例に出し「対等に戦うには、レベルアップしないと」と、自らに厳しい言葉を投げかけた。昨年からの目標はメジャー初制覇。その初戦「ワールドレディス選手権 サロンパスカップ」まで、あと1カ月半だ。(鹿児島県姶良市/塚田達也)


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