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韓流の“きれいなスイング”を生むのはゴルフ場の作りの違い?

◇グアム知事杯女子ゴルフトーナメント 事前情報(14日)◇レオパレスリゾートカントリークラブ ハイビスカス&オーキッド(グアム)◇6563yd(パー72)

世界の女子ゴルフ界を席巻する韓国の選手は、きれいで伸びやかなスイングをする人が多い。ジュニア時代に「無駄のないスイングフォーム」を徹底的にたたき込まれることもあるが、加えて日韓のゴルフ施設の作りの違いも影響していると指摘するのは、12歳から6年間を韓国で過ごした21歳の竹内美雪だ。「(韓国では)球を打ち込む時間が、日本と比べ物にならない」と強調した。

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韓国のゴルフコースのほとんどは、練習場を併設していない。ドライビングレンジでの打ち込みとラウンドを同一日に行うことのある日本とは異なり、ショットの練習をするには離れた練習施設を訪れる必要があるという。

ナショナルチームのメンバーに選ばれないと、コースでラウンドする回数が多くないという事情もある。大手海運会社に勤める父の転勤で海を渡った竹内は「そういう(ナショナルチームに入っていない)ジュニアの多くは、日本ほど頻繁にコースを回らせてもらえない環境。だから練習することが自然と多くなる」。同国で「本格的にプロになる」と決意を固めると、「趣味程度でやっていた」日本にいたころよりも練習量は大幅に増え、「1日12時間ほど打ち込んでいた」と振り返った。

竹内が師事したノ・テホコーチからは「きれいなスイングをしていれば球は確実に良い方向に飛ぶんだ!」と言われ続けた。「良い方向に飛ばせれば、スイングの良し悪しは関係ない」と思っていたが、コーチに従った。最終予選会を27位で通過して今季の出場権を得た“逆輸入プロ”は飛距離こそ出ないが、無駄のないフォームで放つ8Iを最大の武器としている。(グアム島ジョーナ/林洋平)

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