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脅威のパーオン率で雪辱の初Vへ!堀琴音は2日連続ノーボギー

◇国内女子◇富士通レディース 2日目(15日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6635yd(パー72)

首位タイからスタートした堀琴音が4バーディ、ノーボギーにまとめて「68」をマーク。通算9アンダーで笠りつ子と首位に並び、ツアー初優勝へのチャンスを広げた。

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「初めてだと思う」という2日連続のノーボギーラウンド。この日、グリーンを外したのは6番と12番の2ホールだけだった。初日と合わせてもわずか4ホールに抑え、2日間通算のパーオン率は90%に迫る精度。この日の4つのバーディのうち、3つは2m以内に絡めたもの。最も長かったパーパットは最終18番の1.5mと、最後まで危なげないプレーだった。

今週、初日スタート前の練習まではショットが右に曲がり、不安が心を占めていた。「グリップを1センチほど短く持ったらつかまり出して、良い感触になった」と、ティオフ直前のひらめきから試みた矯正が、20歳の快進撃を支えている。

2週間前の「日本女子オープン」では当時アマチュアの畑岡奈紗に1打差で敗れ、悔し涙をこぼした。そんな惜敗を経験した後でも「優勝はしたいですけど、気持ちは(女子オープン前と)何も変わっていません」と、過剰な気負いは見られない。

「緊張よりも、楽しみというのが一番。りつ子さんについていこう、という気持ちで行ければいい」。過ぎ去った時は振り返らない。視線は前だけを向いている。(千葉市緑区/塚田達也)

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