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いじられた畑岡奈紗との“距離” 勝みなみはイーグル奪取で首位と1打差!

◇国内女子◇スタンレーレディス 2日目(8日)◇東名CC(静岡県)◇6586yd(パー72)

「入れ!」と短く叫んだ勝みなみ(鹿児島高3年)の3打目は、するするとピンに向かって転がっていき、カップに消えた。8番(パー5)でラフからの42ydをSWで直接沈めたイーグルで、一時は通算5アンダーとした。悪天候の影響でこの日は9ホールしか消化できなかったが、2つスコアを伸ばして首位と1打差の通算4アンダー。明日の9ホールにアマ2勝目を懸けて挑む。

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「とにかく楽しかった」というこの日のラウンド。同学年の畑岡奈紗(ルネサンス高3年)と同組になったが、雨と霧で進行が遅れたことで話をする余裕も生まれた。3番ティでは前を回るイ・ボミ(韓国)、穴井詩の組に追いつき、一緒に霧が晴れるのを待ち続けた。

それぞれ離れて傘を差して立っていた勝と畑岡を、めざとく見つけてからかったのは穴井だった。「同い年なのにその距離感ってことは、2人は仲が悪いんだ!」ドキッとするような突っ込みに笑いが起こり、空気は和んだ。「最初は意識するかなと思ったけど、普通にできた。笑うと血の巡りも良くなるから、暖かかったです」と勝は笑顔で振り返った。

「先週よりショットは良くなったし、ゴルフが楽しい」と、久しぶりの上位争いにも緊張よりうれしさが勝っている。アマチュア2勝目に近づいた6月の「ニチレイレディス」(※最終日に単独首位から出たが「73」をたたいて2位)も、今は経験値として蓄積されている。

「あのときはトップでスタートして、半分優勝も行けると思っていた。ちょっと気持ちが先に行き過ぎた部分もあったのかなって。明日はまずは毎日の目標であるアンダーパーと、これからホテルに戻って反省する部分もあると思うので、そういう自分で決めた目標だけを考えたい。優勝は考えないです」

昨晩は宿の近くで『納豆と梅のスパゲティ』を食べたという。「納豆が好きなんですけど、それをスパゲティに載せるっていうのが斬新で感動しました。もしかしたら、今日も行くかも…」。くしくも、畑岡が前夜食べたのもスパゲティだったという。別段、食事で競り合っているわけではないはずだが…。(静岡県裾野市/今岡涼太)

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