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「今は自信がある」池に泣いて1年、柏原明日架が食い込むV戦線

◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 3日目(1日)◇烏山城CC 二の丸・三の丸コース(栃木県)◇6506yd(パー71)

1年間の成長を示すときがやってきた。ツアー未勝利の柏原明日架が3バーディ、2ボギー「70」で回り、単独首位のアマチュア長野未祈(15=千葉・麗澤高)と2打差の2位につけた。コースが異なる昨年大会では、最終日に一時首位に立ったが17番で池に入れて4位に散った。「去年のこととは、つなげて考えていない。でも技術的にも精神的にも成長している」と静かに逆転優勝を狙う。

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成長を実感したのは後半だった。前半はバーディなし、1ボギーと悪い流れ。「ハーフターンでうまく切り替えられた」と、10番で残り14ydからチップインバーディを奪取した。15番でボギーをたたいた直後の16番では8mのバーディパットを流し込み、優勝戦線にくらいついた。

今季は開幕から3試合で2度の2位となるなど、序盤は快調だった。「実力以上のことをできていた」と振り返る。その後は耐える時期もあった。8月「meijiカップ」「NEC軽井沢72」ではともに第1ラウンドで「87」をたたいて、予選落ちした。9月「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」でも決勝ラウンドに残れなかった。「技術的に悪いわけじゃなかったのに結果が出なかった」

掲げたテーマは“切り替え”だった。良いショットを喜ぶことも、ミスショットを嘆くことも、出来る限り短くする。「ボギーを打ったら、その理由を考えていた。ひとつの答えじゃないけど、完璧に求めすぎていた」と引きずることをやめた。

「1打のことを長く引っ張らないことで、頭のスタミナに余裕が出てきた。今は自分に自信がある」。そう力を込める様子は、堂々と落ち着いていた。(栃木県那須烏山市/林洋平)

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