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リオ帰りで現実に直面 大山志保が迎えたピンチとは?

国内女子ツアー「ゴルフ5レディス」は2日、北海道美唄市のゴルフ5カントリー美唄コースで開幕する。8月のリオデジャネイロ五輪に出場した大山志保は、4試合ぶりのツアー復帰となる。笑顔で「(五輪は)最高の舞台でした。燃え尽き症候群?ありませんよ」と即答したが、心配の種があるという。

「やっぱり忘れられないです。東京(五輪)ですか?私が行くのは(年齢的に)どうかな」と笑顔。リオでは「会いたい」と熱望していた柔道男子の井上康生監督から「お互いに頑張りましょうね」と声をかけられた、などのエピソードを振り返った。

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ただ、現実の世界は甘くない。「頑張らないと…」と息を吐くのは、シード権確保への懸念だ。首痛などの影響で6月の「ヨネックスレディス」から7試合連続で欠場。今大会で、今季の出場はようやく10試合となる。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の規定で、五輪に出た選手の出場義務試合数は19試合(※オリンピック不出場の選手は21試合)。来季のシードを失わないためには、来週からの残り12戦のうち、9試合の出場が不可欠だ。

39歳のベテランは今後「2、3試合は休む」予定。今季は4月「フジサンケイレディス」で優勝しているため、最終戦「LPGAツアー選手権リコーカップ」の出場権はある。現在賞金ランクは33位。国内女子ツアーが特別公認する11月の米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」に出場するには、10月の「富士通レディース」終了時点で同ランク35位以内にいる必要がある。(北海道美唄市/林洋平)

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