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オラオラではないけれど “チームゴルフ5”の結束力と伝統

2日に北海道美唄市のゴルフ5カントリー美唄コースで開幕する国内女子ツアー「ゴルフ5レディス」に、9選手がゴルフ5所属のホステスプロとして出場する。2008年に立命館大に在学時から用具の提供を受ける29歳・川満陽香理も、その1人。「家族のような仲があるんですよ」と、抜群のチームワークに笑顔を見せた。

“チームゴルフ5”は、この日のプロアマ戦後も固まって談笑するなど仲睦まじげだった。「毎年のように合宿もするし、練習ラウンドも一緒にするんです」。川満は前日も、山田成美山本景子中村美枝の所属選手3人と練習ラウンドを行った。毎年1月には川満の故郷の沖縄・宮古島で合宿を行う。今年は穴井詩、山田ら10人が参加した。

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先輩に習ったことは後輩に指導するという流れもある。川満自身もQT挑戦の際、先輩・竹末裕美からQTの戦い方について指導を受けた。「オラオラした感じではない。でも、先輩に教わったことを、後輩に教えてあげようという気持ちになります」と、良き伝統を継承していく。

今季の賞金ランクは46位と自身初のシード権獲得(同ランク50位以内)も見える。「去年はシードだ!って、狙いすぎた。今年は、余裕をもってやります」と昨年、34万円差で52位となった悔しさを晴らす。

「去年までは(ホステスプロで)結果を出さなければと緊張していました。今年は大丈夫ですよ。お世話になっているスタッフさんが周りにいっぱいいるので」と、表情には余裕もある。試合については、やっぱり勝負師。普段のおっとりした雰囲気ではなく「(仲が良くても)やっぱり勝ちに行きますよ。みんなもそう思っている」とキッパリ言った。(北海道美唄市/林洋平)

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