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42歳ママが最長不倒271yd!福嶋晃子ドラコン賞で100万円

歴代パワーヒッターの中でも屈指の飛距離を誇った42歳は、ママになった今なお健在だった。国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」で今季初戦を迎えた福嶋晃子が、予選ラウンドで設けられていたドライビングディスタンス賞を獲得。初日に271ydを叩き出し、2位の穴井詩に16yd差をつける圧勝で賞金100万円を手にした。

対象ホールは17番(パー4)で、予選2日間でフェアウェイに乗ったボールだけを測定。「狙っていたワケじゃないですよ。どうせ力んじゃうし、17番のヤーデージブックには“力むな”って書いていました」と無欲を強調しながらも、結果を見れば最長不倒のビッグドライブ。昨年10月以来のツアー出場というブランクを感じさせない一振りに、自身も驚いていた。

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「パワーは落ちている」としながらも、シャフトは全盛期と比べてもやや重い74.7グラム、硬さ『X』のモデルを使用。クラブ総重量は328.2グラムと、一般的な市販モデルの中でも最重量の部類に入る。昨年にクラブの軽量化を試みたものの「ラクになるかと思ったら背中を痛めてしまった」と、すぐに通常の重いモデルに戻したという。

衰え知らずの“飛ばしの秘訣”を聞いたが「うーん、何なのでしょう。ただ、体の感じは以前と変わっていません」と、感覚的な要素が強いようだ。

2日間の成績は通算11オーバーで予選落ちに終わったが、2013年9月に誕生した長男は来週から保育施設に入園。両親が子育てをサポートする体制も整い、今季はツアーで福嶋の姿を見られる回数が増えそうだ。「これまでより練習はできているし、ランニングもできているので疲労感もない。元気ですよ」。次戦は、3週間後の「サイバーエージェント レディス」を予定している。(兵庫県三木市/塚田達也)

福嶋晃子の1Wスペック
本間ゴルフ TW727 455 ドライバー プロトタイプ (9.5度)
シャフト/本間ゴルフ VIZARD TZ75(長さ44.5インチ、硬さX、バランスD0)

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2016年 スタジオアリス女子オープン



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