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体重絞った鈴木愛が雪辱へ2位発進 あの人の金言も支え

高知県の土佐CCで11日、国内女子ツアー「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」が開幕。昨年大会はプレーオフで李知姫(韓国)に敗れた鈴木愛が4バーディ、1ボギー「68」にまとめ、3アンダーの2位タイと上々のスタートを切った。

ショットへの手ごたえを感じてのシーズンインだった。2週間前に、沖縄県の喜瀬CCで2日間行われたオリンピックゴルフ競技対策本部の強化合宿に参加。倉本昌弘強化委員長から、フェードだった球筋を元々の持ち球だったドローに戻すようアドバイスを受けた。その結果、ショットの不安が解消したといい、ツアー通算30勝の永久シードプレーヤーからの金言に感謝しきりだった。

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前週の今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は予選落ちに終わったが、「ショットもパットも悪くなかったし、今週もイメージ良く入れていた」と好感触を手に高知入り。今もドローボール中心のショットを続けており「安定するようになったし、飛ぶようにもなった。アイアンが飛び過ぎることもあるけど全体的に良い感じです」と、開幕直前に戻した球筋への迷いはない。

オフには筋力量を増やしながら体脂肪を落とす肉体改造に励み、体重は昨年から3キロ減。「動きやすくなったし、体力も維持できている。トレーニングの効果は出ていると思います」と、フィジカル面の成長も実感。「今年はリベンジできたらいいですね」。悔しさが募った昨年の雪辱に向け、不安はない。(高知県香南市/塚田達也)

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2016年 ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ



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