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来季の国内女子ゴルフ、初の賞金総額35億円突破 1増38試合

国内女子ツアーの2016年シーズンの日程が18日、発表された。前年から1試合増の全38試合、賞金総額は1億4650万5000円増えて4年連続で過去最高を更新し、35億2000万円となる。

来季から新たにツアーに加わるのは、7月8日から10日に北海道・アンビックス函館倶楽部上磯ゴルフコースで開催される「ニッポンハムレディスクラシック」(賞金総額1億円)。また開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」(3月3日~6日、沖縄・琉球ゴルフ倶楽部)と「ニトリレディス」(8月25日~28日、北海道・小樽カントリー倶楽部)の2試合が3日間から4日間に変更され、賞金総額はそれぞれ1億2000万円、1億円と2000万円増える。4日間競技は計11試合となる。

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冠スポンサーが変更となった「樋口久子 三菱電機レディス」(10月28日~30日、埼玉・武蔵丘ゴルフコース)も、賞金総額が1000万円増の8000万円となった。

日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は記者会見で「今は世界中の選手がツアーをまたいで活躍する時代。環境が近づけば、もっと能力を発揮できる」と、世界標準ともいえる4日間競技開催に熱意を見せる理由を説明した。2011年の会長就任後、掲げてきた「2016年までに3分の1の試合を4日間に」という目標に肉薄し「正直、嬉しい」と笑顔を見せた。

小林会長は「目標は世界で日本人選手が勝つこと」とツアーの方針を宣言した。一方で、権利がありながら出場を辞退する選手が多い海外メジャーについては「選手個人の選択」とし、海外メジャーの獲得賞金を国内ツアーの賞金に加算する案も「モチベーションは上がるだろうと思う」と述べるにとどめ、ツアーとしては国内で世界レベルの環境を作り、その後は選手個人の意志に任せるという姿勢を示した。

また、下部ステップアップツアーは今年の14試合から4試合増の18試合となり、過去最多。賞金総額も過去最高の3億1500万円となる。3日間大会は計8試合となった。

ステップアップツアーの年間賞金ランキングでのレギュラーツアー昇格、リランキングの導入などに関しては「前向きに考える」としながらも、導入時期は「できるだけ早く」と明言しなかった。

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