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森田理香子が1年2カ月ぶりの首位 パット冴え3連続バーディ

トップに7人が並んだ国内女子ツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」2日目。その中に2013年の賞金女王・森田理香子の名前があった。

同年は年間4勝を挙げて頂点へと上り詰めた森田だが、翌14年3月の「Tポイントレディス」以降、現在まで約1年半、優勝に手が届いていない。ラウンドを終えて首位に立つのも、14年8月の「CAT Ladies」2日目以来で、じつに1年2カ月ぶり。「嬉しいです」と前髪を触りながら、照れ笑った。

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前半に2バーディを奪って折り返したこの日は、10番でアプローチを寄せきれずにボギーとしたが、直後の11番から3連続バーディ奪取。「読みと距離感が難しい。すごく繊細なパッティングが必要」というグリーン上で、11番は6m、12番は8m、13番でも再び6mを沈めるなど冴えを見せた。

「まだショットは曲がるけど、曲がり幅は狭くなってきた。今日はグリーンを外しても我慢できたし、3連続はごほうびです」と謙遜するが、地道な努力が少しずつ結果に表れてきている。

前週、パターをスコッティキャメロンのピン型へと変えた。これまでのマレット型から「気分転換」とおどけたが、「打感がいいし、入っているのでイメージがいい」と新しい相棒との関係は良好だ。

師匠・岡本綾子が常々口にするという「見て、盗んで、勉強しなさい」という言葉も実践している。「私はテレサ(ルー)のパッティングが好き。ロボット的な感じじゃなくて、感覚派。アドレスも決まっているし、狙っているところが伝わってくる」と、イメージを取り入れている。

今でも、岡本に実際に打って見せてもらうこともある。PGAツアーをテレビ観戦することも多く「ポイント、ポイントで参考にしている」と、学ぶ姿勢は貪欲だ。「言葉は悪いけど、自分に自信がない」という意識が根底にある。「岡本さんが完璧(な手本)だと思っているけど、自分はそれにはまだまだ足りないから」。

「(出場者が限られる)最終戦に出たいという気持ちもあるけど、焦るのは良くない。あまりガツガツせず、できることを1つずつやっていきたい」。元女王の復活劇となるか。(兵庫県三木市/今岡涼太)

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2015年 NOBUTA GROUP マスターズGCレディース



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