「必ず入れる気持ちですべてやれた」。ベストアマを受賞した永井花奈はピースサイン

国内女子ツアー「スタンレーレディス」（静岡・東名CC）最終日、18歳のアマチュア永井花奈（東京・日出高3年）が1バーディノーボギーの「35」（9ホール、パー36）でプレーし、通算3アンダーとして13位に入り、ベストアマチュア賞を獲得した。

永井は米女子ツアーの出場権獲得を目指し、19日からフロリダ州のプランテーションG&CCで行われるセカンドQTに出場する。15日に渡米し、カリフォルニア州のゴルフ場で3日間練習した後、会場入りする。

「最後（12月の最終QT）まで通過したら、来年は米国でやりたい。途中で帰ってこられたら、日本のプロテストも受けたい」と希望を語った。ただ、米国の出場権を得られるか分からないため、11月には韓国ツアーのセカンドQTにもチャレンジするという。

「自分がどれだけ戦えるか試したいというより、海外に行くなら若いうちにやりたい。叩きのめされる覚悟でいっぱい勉強したい」と力を込めた永井。将来的には日本ツアーを主戦場にすることを視野に入れ、“逆輸入”プロを目指す。（静岡県裾野市／片川望）