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計測器の電池切れまで猛練習 ショット修正の藤本麻子が首位発進

静岡県の東名CCで開幕した「スタンレーレディス」初日、藤本麻子が6バーディ、ノーボギーの「66」をマークして6アンダーとし、4月の「ヤマハレディースオープン葛城」以来となる単独首位発進を決めた。

同じ静岡県で開催された「ヤマハレディース」では3日目まで首位を保ちながら、最終日に崩れツアー2勝目を逃した。藤本は「あまり考えていない」と、そのときのイメージは引きずっていないという。

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前週から「こすり球が多くなって飛ばない」というショットを修正するため、今週の火曜、水曜はラウンドをせず、練習場でひたすら打ち込んだ。弾道計測器「トラックマン」を使い、確認。その結果、フェースが開いて当たってスライス気味になったり、それを嫌がって、インパクトでフェースが被るとまっすぐ左に飛んでいったりしていたことが分かったという。

トラックマンの電池が切れるまでやったという猛練習も生き、この日もっともマネジメントが良かったという17番では、残り83ydの第2打をピン手前7m強につけた。「距離、落としどころに集中した」と、奥へ下る傾斜の強いグリーンを警戒し、手前エッジから転がす完璧なショットと振り返った。

「だいぶ自信がついた。練習が間違っていなかったというのがきょうは大きい。それを持続させないといけない」と気を引き締めた。(静岡県裾野市/片川望)

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2015年 スタンレーレディス



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