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今年は寝坊しない 鈴木愛「日本女子オープン」への強い思い

今季国内女子メジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」が1日、石川県の片山津GCで開幕した。昨年大会は最終日に「朝寝坊」で優勝を逃したという鈴木愛が、初日に3バーディ、1ボギーの「70」でプレーして、2アンダーの2位につけた。

大舞台で同じ失敗はしたくない。朝7時、10番ティの第1組で韓国のキム・ハヌル大山志保とともにスタートした鈴木。この日は、スタート時間に合わせて予定通りにコース入りできたこともあり、難コース相手に集中力が途切れなかった。

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前半はパーオンを逃してグリーン周りからのアプローチで1パットパーを拾う緊張感あふれる展開。迎えた難関ホールの18番、残り188ydの第2打は22度のユーティリティを選択。ピン手前4mのチャンスにつけ、きっちり沈めてバーディを先行させた。

「この日、一番アゲンストが強かった」という7番(パー3)では、風の状況判断でクラブ選択に迷う場面も。グリーンの転がりも計算に入れて7Wを選択したが、ティショットが吹き上がり30ydをショート。アプローチはグリーンをオーバーしたものの、奥から約8ydのアプローチを70cmに寄せて、最小限のボギーに留めた。

鈴木にとって今大会は特別なもの。初めて出場したメジャーがこの「日本女子オープン」で、中学3年生で出場した「日本女子アマ」でメダリストを獲得し、出場資格を得た。プロテスト合格年の2013年を除き、毎年予選会を通過して出場を続けてきた。「毎年出ている大会なので、1年の成長が分かる」と、最大限に気持ちを高めて臨む大会のひとつだ。

そんな大会で、昨年は首位に立って最終日を迎えたが、「76」を叩いて5位で終戦。自滅の要因が“朝寝坊”だったというのだから悔やまれる。スタート時間には間に合ったものの、もともとルーティンを重要視するタイプだったこともあり、急いだことでリズムを崩した。

この日はそんな失敗をしないように、目覚ましのアラームは殊更しっかりセットしていた。「攻めるところは攻める、耐えるところは耐える」という鈴木本来のゴルフでの好発進。ゴールはまだまだ先だが、リベンジへの好機に思わず頬が緩んでいた。(石川県加賀市/糸井順子

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2015年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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