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勝みなみの特権? 「お試し中」のドライバーで好発進

国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」初日、今年の「日本女子アマ」を制した17歳の勝みなみ(鹿児島高2年)が5バーディ、1ボギー「68」でプレーし、首位と2打差の4アンダー3位タイ発進とする好スタートを切った。

最近になって2本の1Wを併用しているという勝。小学生の頃から長くダンロップスポーツ製のクラブ(パターを除く)を愛用してきたが、「ほかのメーカーのクラブも試してみたいと思った」と、8月「NEC軽井沢72ゴルフ」2日目に本間ゴルフ『TW727 455S ドライバー』を初投入した。「正確性でダンロップ、距離で本間」と話して、コースや調子によって使い分けており、前週にイギリスで行われたJGA派遣競技へも2本の1Wを携えて海を渡ったという。

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今週も開幕前日まで1Wの選択に頭を悩ませていたが、「朝の練習で打った感覚が良かったので、今日はこっちを使ってみよう」と本間の1Wをバッグに差してスタート。「タイミングが合わなかったので、今日のドライバーは73点」と微妙な点数を付けつつも、「2打目と3打目ががすごく安定していて、グリーンに乗ることしかイメージできなかった」と、こちらは使い慣れて不動となったダンロップスポーツ製のアイアンが活躍し、着々とバーディを積み上げた。

本格的にゴルフを始めてから2社のクラブがキャディバッグに入るのは初めて、とのこと。昨年中に、アマチュア仲間が使う本間のクラブを遊び心で試したことが契機になったという。必ず道具を使ってプレーする競技だけに、日々革新される用具の性能やそのチョイスが、即座に成績に結びつくケースはあり得る。

プロゴルファーだとなかなかこうはいかない。今年からクラブ契約をフリーにして数社のクラブを使う宮里優作の例はあるが、大半のプロゴルファーは1社のクラブメーカーと契約。一部の人気プロは契約金を受け取っているほか、クラブの無償提供や会場で調整を施してもらえるなど多くのメリットがある反面、契約内容によっては他社のクラブを一切試せない“縛り”も生まれる。

アマチュアゴルファーにも、モニターとしてメーカーから無償サポートを受ける将来有望のジュニアは数多い。勝もその1人ではあるが、当然ながらアマチュアに正式契約の縛りはなく、団体としてメーカーサポートを受けるケースが多い強豪校ゴルフ部に属しているわけでもない。勝ならではの“特権”といえる状況かも。(愛知県美浜町/塚田達也)

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2015年 マンシングウェアレディース東海クラシック



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