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ライバルたちもビックリ! 上田桃子がメジャー最少タイ「64」

最終18番では12mのバーディパットがカ 最終18番では12mのバーディパットがカップをクルリと半周してカップイン。笑顔で歓声に応える上田桃子

前日まで首位争いから遠く離れていた上田桃子が、ムービングデーの主役となった。24位でスタートした「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」3日目を1イーグル、6バーディでプレーし、女子メジャーの18ホール最少ストロークに並ぶ「64」をマーク。通算6アンダーの首位タイに浮上し、念願のメジャー初タイトルに王手をかけた。

9番(パー4)では130ydの2打目からイーグルを奪い、前半に3つ伸ばしてハーフターン。勢いは止まらない。「パットが良く入ってくれた」と11番で4mを決めると、圧巻は8mをねじ込んだ15番(パー5)からの4ホールだ。16番で6m、17番(パー3)で1.5m、18番で12mのロングパットを決めて4連続とし、大歓声を背に笑顔で最終グリーンを降りた。

前日までの強風は鳴りを潜めたものの、日に日に硬さを増すグリーンと傾斜近くに切られたピンポジションに音を上げる選手が続出した。この日の60台はわずか4人で、上田に次ぐロースコアはイ・ボミ(韓国)の「68」。上田のプレーがどれだけ突出していたかが分かるだろう。

この日「70」で上田と首位に並ぶテレサ・ルー(台湾)は「64?(上田の)コメントを聞いてみたい!」と驚きの表情。「74」とした原江里菜も「上がり17番、18番もバーディですよね?17番はどうやってボールを止めたんだろう…」と不思議そうにつぶやいた。

グリーン手前に池が迫る17番(165yd)はこの日、傾斜が入り組むやや左奥目のピンポジション。手前の池を意識してグリーン中央付近にキャリーしたボールのほとんどが奥にこぼれ、この日の難度1位にランクされたホールだ。

池に落ちるリスクを恐れず6Iで打ったボールは「(手前)エッジから3ydにキャリーして、思ったよりも寄ってくれた」とピン左1.5mにピタリ。「イメージ通り?そうですね」と、会心の1打に満足そうにうなずいた。

メジャータイ記録の達成とともに、メジャー初優勝にも大きく前進。「ずっと目標にしている大会の1つだけど、まだメジャーの勝ち方というものが分かっていない。だからこそ、明日も自分のスタイルでチャレンジしていきたい」。プロ10年目の集大成を見せるときだ。(長崎県長崎市/塚田達也)


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