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鳴沢育ちの青木瀬令奈 「恩返し」の首位発進

「『私=飛ばない』というイメージを変えた 「『私=飛ばない』というイメージを変えたい!」と言う青木瀬令奈

今季から国内女子ツアーに加わった「大東建託・いい部屋ネットレディス」初日を5バーディ、ノーボギーの「67」で回って首位タイに立ったのは、22歳の青木瀬令奈。グリーンのアンジュレーションがきつく、難易度の高い鳴沢GCで、この日ただ1人のノーボギーラウンドを記録した。

この大会が決まり、コースが鳴沢GCと知ったとき、青木は心の中でガッツポーズを作っていた。「すっごく嬉しかったです」と青木は言う。高校2年生だった6年前、元杉並学院ゴルフ監督の吉岡徹治氏の主宰するジュニアゴルフクラブチーム「マジック」に所属していた青木は、毎週のようにここ鳴沢GCをラウンドしていたという。

「だから、今週コースに来たときにマスター室のおばちゃんに『おかえり』って言われて、『このコースで育ったんだから頑張りなさい』って声を掛けられた。6年ぶりだから不安もあったけど、よいイメージで出来ました」と満面の笑みを浮かべた。

今年に入ってから着手したスイング改造も青木の好プレーを後押ししている。開幕時は210ydだったという1Wの飛距離も、今週は「250ydくらい」。この日同組で回った三塚優子にも「飛ぶようになったね!」と驚かれ、1000mを越す標高を差し引いても、確かな手応えを実感している。

「ひとことで言うと、ダウンブローからアッパーブローに変えた」と青木は言う。これまでよりもティを高くし、左足寄りにティアップすることで、アッパーブローで球を捉えてキャリーを稼ぐことができるようになったという。

今年の「フジサンケイレディス」から、キャディ兼コーチとなった大西翔太氏(大西葵の兄)は、「今までクラブが寝て降りてきて、インから入りがちだったのを、(軌道の)正面で当てられるようになって、より押し込めるようなってきた」と補足した。

飛距離が伸びたことで青木の武器だった“直ドラ”は「やる必要がなくなってきた」と苦笑い。「やれるところがあったら、キャディも勧めてくるからやりたいんですけどね」と、ちょっぴり寂しいような、それでいて嬉しいような、複雑な表情を残して練習場へと歩いて行った。(山梨県鳴沢村/今岡涼太)


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