ムービングデーに手痛い失速。首位から10位に後退した藤田光里

国内女子ツアー「サントリーレディス」3日目を首位タイからスタートした藤田光里は、予選ラウンドで好調だったショットが乱れて大ブレーキ。「この3日間で一番ショットが悪かった」と1バーディ、5ボギーの「76」とし、首位を快走する成田美寿々と8打差の通算6アンダー10位に後退した。

序盤からショットの精度を欠き、グリーンまでが遠い展開。前半3番（パー3）では1打目を手前のラフに落とし、アプローチを寄せきれずにボギーを先行させた。続く4番（パー5）を約15mから3パットボギーとすると、7番、8番ではいずれも2打目をガードバンカーに入れて再び連続ボギーを喫し、リーダーボードから早々に名前を消した。

「昨日、一昨日とショットが良すぎたので、普通のゴルフに戻った感じです。へたくそだなあ、って」と、サバサバした様子で失速の1日を振り返った藤田。「守るものはないし、明日は良いショットのイメージを思い出して攻めていきたい」と気持ちの切り替えに努めていた。（兵庫県神戸市／塚田達也）