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芽生えたプロの判断力 アマで惜敗の柏原明日架 今年も好発進

アマチュアで出場し、惜敗した最終日最終組の戦いから1年――。柏原明日架がプロになって再び福岡の地を踏んだ。「ほけんの窓口レディース」の初日、柏原は5バーディ3ボギーの「70」で回り、2アンダーは首位と3打差6位の好スタートを切った。

裏街道、インコースを午前8時36分にティオフすると「(グリーンに)乗ったホールでバーディを奪えた」と、序盤の6ホールで3つのバーディを奪う好調な立ち上がりを見せた。16番で3パット、パーオンを逃した17番でボギーを連続したものの、折り返した3番ではエッジから約20mのアプローチをねじ込んでバーディ。続く4番では残り60ydをピン横1mにつける見せ場を作った。

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ちょうど1年前、勝みなみのツアー最年少優勝の余韻が冷めやらぬ中、“アマチュア優勝”の大きなプレッシャーを背負いながら、最終日に逆転を許して6位。惜敗から学んだことは多くある。

アマ時代は「思い切ってピンを攻めていけたところ」でも「今年は自分と向き合いながらのゴルフ」。1年前と格段に変わったのは、マネジメントの組み立てだという。

この日は、ティショットを左に曲げるミスをした8番の2打目で、あえて直接グリーンを狙えない位置にボールを運んだ。リスクを冒して狙うことはせず、ミスの影響を最小限にとどめる――大たたきを避け、最低でもボギーで収めるための判断だった。これが「この1年間の試合をこなして行く中での成長」だ。

今週はプロになって初めて、父でコーチでもある武道さんを帯同している。武道さんは柏原がプロを目指すようになってから自分ではゴルフを控えているが「私(柏原)のゴルフが安定したら、自分もゴルフを始めようかな、ってこぼします」という。ゴルフ書籍を読みあさるほど勉強熱心で、「知っていて悪いことはない」と得た知識を指導に活かし、いまでは柏原のゴルフの一番の理解者でもある。

「今年になって、父に言われ続けてきた『グリーンに乗せて(バーディ)チャンスを作る』を集中して、できている。今週、見てくれていることは心強いし、良い結果を出せればいい」。2日目以降も、成長した姿を見せたい。(福岡市東区/糸井順子)

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2015年 ほけんの窓口レディース



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