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宮里藍、国内ツアーでは4年ぶりの予選落ち「収穫はなし」

国内女子ツアーの今季メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」2日目。イーブンパー35位タイからスタートした宮里藍は、後半16番でダブルボギーを叩くなど「77」と崩れ、通算5オーバーの67位に後退。上位60位タイまでのカットラインに1打届かず、注目の今季国内初戦は予選落ちに終わった。

国内ツアーにおける宮里の予選落ちは、2011年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」以来4年ぶり。プロ転向した03年以降では、同年「伊藤園レディス」、04年「日本女子オープン」を含め4回目となる。

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ギャラリーの溜息と悲鳴が多くを占めた18ホール。「パットで右に押し出す感じがずっと続き、修正してもしっくりこなかった」と、31パットを費やしたグリーン上の違和感が苦戦を招いた。前半2番(パー3)、3番と1m前後を外して連続ボギー。10番から13番まではバーディとボギーを交互に刻み、4オン2パットとした16番は1mを外したものだった。

「グリーンの状態は最高。私のグリーンの読みと、(ストロークを)修正できなかったことが問題。ショットもアドレスがしっくり来ていなかったし、そこからくるパットの流れもあったと思う」と、久々の国内予選落ちに自責の言葉を続けた宮里。「収穫は・・・ないかな」。2日間の総括を一言で済ませた声に無念を響かせた。

宮里は早々に再渡米し、次週の米国女子ツアー「キングスミル選手権」に出場。翌週の19日(火)には36ホールをプレーする「全米女子オープン」予選会にエントリーしており、現時点で資格がない本戦出場を狙う。次の国内ツアーは、ホステスプロとして出場する6月「サントリーレディス」を予定している。(茨城県つくばみらい市/塚田達也)

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