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今度こそ優勝カップを… 藤田光里「笑顔で終わると決めている」

国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」初日を終えて、笠りつ子とともに2アンダーで首位に並んだのは20歳の藤田光里。初出場となった昨年大会でも5位という好成績を残しているが、「2年連続というよりも、2週連続」と記憶に鮮明なのは先週の出来事だ。

前週の「ヤマハレディースオープン葛城」では2日目を終えて2位。だが、3日目に手首痛を発症し、「83」を叩いて優勝戦線から姿を消した。続く最終日は、「普通にプレーしていたけど、“来週こそは”と思っていた」と、早くも今週を見据えてのプレー。前々週の「アクサレディス in MIYAZAKI」でも首位と1打差で迎えた最終日に「78」を叩いており、人一倍の悔しさを胸に今大会に挑んでいる。

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この日はイーブンパーで迎えた9番で、18mのロングパットをカップの奧に当てて強気にねじ込むと、続く10番(パー5)では2m、11番では8Iの2打目を40cmにつけて3連続バーディとした。最終18番では2打目がグリーン手前のウォーターハザード内の斜面にギリギリ止まり、4オン1パットのナイスボギーで切り抜けた。

「先週も結構ラッキーはあったんです」。ロングパットに池ポチャ回避と、今週もまだ勝利の女神は藤田の近くにいるようだ。

「今週の目標は気持ちで負けないこと。ボギーが出ても、ミスしても、笑顔で終わると決めている」。爽やかな笑顔で、今度こそ…の悲願を語った。(兵庫県三木市/今岡涼太)

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2015年 スタジオアリス女子オープン



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