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プレーオフで惜敗の鈴木愛「悔しい気持ちが強い」

「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」では4年連続となった最終日のプレーオフ。2日目を終えて「優勝の可能性も十分ある」と語っていた20歳の鈴木愛は、3ホール目で韓国のベテラン李知姫の前に屈し、半年前にメジャー制覇で飾った初優勝に続くツアー2勝目を惜しくも逃した。

最終日のラウンドは、7バーディを量産。ティショットを右に曲げてOBとした7番も“OBバーディ”のボギーにとどめ、16番までに10アンダーまで伸ばしてトップに立った。しかし、17番で10m強のファーストパットを2mオーバーさせ、返しが入らずにボギー。プレーオフに備えてドライビングレンジで練習しながら、残る2組の結果を待った。

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最終18番で20m近いバーディパットを沈めた最終組の李に並ばれたが「初めての感覚だったので、待っている間は緊張した」と振り返った。

経験したことのないプレーオフ。1、2ホール目はピンチを迎えながらパーでしのいだが、3ホール目でバーディパットを外した鈴木に対し、李が8mを沈めて勝負を決した。

前週は予選落ちを喫し「優勝というよりは自分のゴルフをやろう」と迎えた開幕2戦目。初日「70」、2日目「69」と調子を上げ、「今年は(地元の)四国で1試合しかないので、2日目を終わった時点で優勝したいと思った」と、攻めの姿勢で最終日に臨んだ。

「とにかく誰にも負けたくない。今は悔しい気持ちが強い」と声を震わせた鈴木。今年の目標という年間3勝に向けて、惜敗を糧としたい。(高知県香南市/片川望)

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2015年 ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ



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