生命保険会社と3年間の所属契約を結んだ上田桃子

国内女子ツアーに復帰した昨季2勝を挙げた上田桃子が、株式会社かんぽ生命保険との所属契約を締結。記者会見で「夢へ挑戦するワクワクを共に」というスローガンを掲げ、いよいよ6日（金）から開幕する2015年シーズンへ意気込みを語った。

開幕戦を前に続々と他のプロが会場の沖縄入りする中、2日（月）に都内のホテルで行った記者会見。男子プロの谷口徹らが行っている宮崎合宿に1週間参加したことなどを明かした上田は、「いままで以上に技術的な進歩を感じています」と、不安のない仕上がりを強調した。

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3つの目標を掲げ、その目標に向かってカップインさせた上田桃子

契約期間は3年間で、スポンサーには「賞金女王再び」「まだ見ぬ世界を見る」「ダイナショアで優勝 池にダイブ」の3つを誓うという。

2007年に当時21歳で史上最年少賞金女王となったが、もう28歳。自身年間最多勝の5勝を更新して「まだ見ぬ世界」に入り、8年ぶりの「賞金女王」奪還を果たすのが、今季から実現可能なホップ＆ステップ。ジャンプには、今季は出場権を持たない米女子メジャー「ANAインスピレーション」（米カリフォルニア州、ミッションヒルズCCダイナ・ショアC）制覇を挙げた。

「今すぐというわけではないが、しっかりと優勝争いができる準備をしてからもう一度挑みたい」。心強いスポンサーを得て、一昨年末で出場権を失い、夢なかばで破れた形となっている米女子ツアーへの復帰意思を新たにしたようだ。（東京都千代田区／本橋英治）