スタートの1番パー5で2ホール連続となるイーグルを奪った森田理香子

「大王製紙エリエールレディスオープン」の3日目、森田理香子が一夜をまたいで2ホール連続のイーグルを決めた。

スタートの1番パー5。グリーン手前30ydのラフから58度のウェッジで放った3打目が、直接カップインした。

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実は、森田は前日の第2ラウンド最終18番パー5でもイーグルを奪っていた。「昨日のは、ちゃんとしたイーグル。やっぱり、2オンして1パットで決める方が気持ちは良いですね」。チップインで手にしたこの日のイーグルには照れ笑いを浮かべた。

2012年に打ち立てたイーグル11個は、年間記録タイ。ただ、今季は出場27戦目となった「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」までイーグルを奪えず、今週の2つを合わせて計4つにとどまっている。

昨年は「大王製紙－」でシーズン4勝目を果たし、賞金女王戴冠へ大きく前進した。「一応、ディフェンディングチャンピオンとして出場していますが、コースが違うので。どの大会でも連覇というのはあまり意識しないようにしています。とくにこのコースは難しい印象だったので」。

スコアの伸ばし合いになるイメージを持っていなかったという森田だが、周囲のバーディラッシュに自らも後れを取らず、通算11アンダーの7位タイと好位置につけている。「距離は短いしグリーンもとまってくれるので、伸ばし合いになってもおかしくないコースなんですかね。明日もできるだけ伸ばしたいです」。

首位と5打差で迎える最終日、優勝争いに絡むためには、4つあるパー5のどこかで3日連続となるイーグルが必要になりそうだ。（香川県三豊市／本橋英治）