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今年のセッティングは? 成田「女子オープンっぽくない」

2014/10/01 17:48

国内女子メジャー今季第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」が10月2日(木)、滋賀県の琵琶湖CCで開幕する。賞金ランキングで日本人最高の4位につける成田美寿々は前日にイン9ホールをプレーし、月曜日から計2ラウンドをこなして開幕への準備を整えた。

「テンションは上がっている」と、モチベーション高く会場に乗り込んだ成田。3週間前の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で2位に終わったことが、いっそう21歳の闘志を掻き立てている。「“日本”が付く大会は2つしかない。オープンは獲ってやろう、という気持ち」と、日本タイトルへの思いを力強く言葉にこめた。

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戦いの舞台となるコースだが、成田は今年のセッティングについて「例年よりも女子オープンっぽくない」と評価する。「フェアウェイは広いし、ラフもそんなに長くない」ことがその理由。JGA発表によるラフの深さは平均70~80mmだが、この日、初ラウンドの勝みなみも「(ラフから)ユーティリティで打てた」とコメントするなど、ボギーに直結するほどの脅威ではないようだ。

溝口まち子・コースセッティングディレクターによれば、「フェアウェイの幅は20~30ヤード。グリーンの入り口も今までより広めにとってある」という。グリーンの硬さを示すコンパクションは、開幕前日で22~23程度。予定では、より硬い24~25を設定していたが、予選ラウンド2日間は雨も予想されており、「目標までもっていくのは難しいかもしれない」と、想定よりも軟らかくなる可能性を示唆した。

対して、多くの選手たちが警戒を深めるのが、今週のグリーンで特徴的な大きな受け傾斜だ。イ・ボミ(韓国)が「奥からのアプローチは全部、止まらない」と言えば、成田は「フックとスライスで迷うことはないけれど、思った以上に曲がる」という、カップ横からのライン取りの難しさを強調。「今週のカギ? 絶対パットですね」と即答した。

総じて、成田が想定する優勝スコアは6アンダー。「4日間で6アンダーまでいけば上出来。それで、まだ上にいたらしょうがない」と、この2ラウンドで得た情報からクリアな数字を弾き出した。(滋賀県栗東市/塚田達也)

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2014年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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