成田美寿々は圧巻の5連続バーディで猛追。首位に6打差で最終日へ

成田美寿々が第2ラウンド中盤に圧巻の5連続バーディで魅せた。「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」の2日目、首位と3打差5位タイから出ると、7バーディ1ボギーの「66」で回った。独走を続けたトップ大山志保との差は6打に開いたものの、通算10アンダーの単独2位に浮上した。

成田が5連続バーディを達成したのは、2013年の「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」初日以来で、2度目。

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“連荘”の始まりは折り返し手前の9番。下り2メートルのバーディパットを沈めた。2オンした10番（パー5）で、8メートルのイーグルパットを外して2つ目。11番では7メートルをねじ込んだ。

12番（パー3）では、ホールインワンこそ逃したものの、ピンそば30センチから4つ目。13番では3メートルをきっちり沈めて5連続とした。

自身の記録更新がかかる14番。成田はもちろん“6個目”を狙っていった。「心の中で思っているだけでは、（結果がどうあれ）飲み込んでしまうので、あえて『6個目も入れます』と口に出してキャディに伝えた」と、果敢に狙ったボールは･･･。非情にもカップを逸れ、記録更新とはならなかった。

15番のボギーなど終盤は集中力を欠いたが、二桁アンダーに乗せてホールアウト。「今日は7個。明日は8個獲れれば100点」。最終日はさらなる猛チャージを誓う。（岐阜県瑞浪市／糸井順子）