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横峯さくら参戦決断 「ケガは治らない」

右肩痛で2週続けて大会を棄権、欠場した横峯さくらは、ケガの調子が良くならないまま今週の「ニトリレディスゴルフトーナメント」に出場する決断をした。

横峯は「先週休んだら良くなるかと思ったが、そんなに良くなっていない」と打ち明けた。一度もクラブを握らないまま一週間を過ごし、週明けに練習場で50球ほど試し打ちしたところ、翌朝、炎症が再発したという。

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「今週も(出場を)どうしようかと思った」と迷いはあった。ただ、今週休んでも来週打ち始めたら、また同じことの繰り返しになるのではないかという感覚があり、「治らないものだと思った方がいい」と気持ちを切り替えて、参戦を決めた。

不完全な状態で迎えた大会の戦い方について「いかにケガと向き合ってプレーするかという形になるのではないか。リハビリとトレーニングをしつつという感じになると思う」と話した。

痛いと思う部分の筋肉を使えないという横峯。2週前の「NEC軽井沢72ゴルフ-トーナメント」を2日目スタート前に棄権した際は、バックスイングするのも痛いと語っていたが、現在は「テークバックは痛くないが、インパクトの瞬間とフィニッシュが痛い」と明かした。

自身でも「大きなケガはなかった」と振り返るとおり、横峯がケガにより試合出場を見合わせたのは2010年の「サントリーレディスオープン」を欠場した1度だけだ。

ほとんど経験したことのない試練にも“OKライン”のおかげか、悲壮感は漂わせていない。28歳の横峯は、ケガがすぐには治らない現状を「私も歳を感じる年齢になってきた」と表現して周囲を笑わせた。(北海道恵庭市/片川望)

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