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「優勝しか意味がない」横峯さくらは猛追及ばず2位

2014/07/06 16:39

最終18番ホールをバーディでフィニッシュしても笑顔は見せなかった。富山県の八尾カントリークラブで開催された「日医工女子オープン」の最終日、首位と3打差の3位から出た横峯さくらは、6バーディノーボギーの「66」で猛追も、首位のジョン・ヨンジュ(韓国)に2打差届かず、通算15アンダーの2位でフィニッシュした。

トップと同じ最終組で3打差を追ってスタートした横峯は、序盤に我慢強くパーを重ねる苦しい展開となったが、折り返し手前の7番、「(スイングの注意点で)忘れていたことを思い出した」と、違和感のあったテークバック時のフィーリングを取り戻し、残り160ヤードの第2打をピンそば50センチにつけて1つ目のバーディ。続く8番(パー3)では3メートル、9番(パー5)でも再び3メートルを沈め、折り返した10番まで4連続バーディとして優勝争いに食い下がった。

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勝負の分かれ目は15番。首位に立っていた同組のジョン・ヨンジュに8メートルのバーディパットを先に沈められ、約3メートルのバーディチャンスにつけていた横峯は、これを決めきれずパー。一時は1打差まで追い込みはしたが、「(ジョンは)ポーカーフェイス。駆け引きなしの強さがあった」と、流れを傾かせるまでには至らなかった。

「前半あがりの時点でトップと3打差」という目標はクリアした。ただ、いくらノーボギーの「66」であっても、この日のラウンドは横峯を満足させるものではなかったようだ。「良いスコアを出しても、“優勝”しか意味がない。今日はスタートから優勝を意識してプレーしていたから」。

もう、数字上の満足で妥協はしない。夫の森川陽太郎氏が推奨するOKメソッドでは、文脈の上での“欲”を満たすことがテーマとなるからだ。

夫唱婦随で“ミセス初V”に挑む横峯の戦いはこれからも続く。今年は1億円プレーヤーを目指すという高い目標に向け、「自分にプレッシャーをかけながら、それを受け入れつつ目指して行きたい」と力強く前を向いた。(富山県富山市/糸井順子)

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2014年 日医工女子オープン



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