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全米女子OPからベスト4 橋本千里は準決勝敗退も日本女子OP初出場へ

茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で開催中の「日本女子アマチュアゴルフ選手権」は4日目の28日(土)、準々決勝4試合と準決勝2試合を行い、前週の海外女子メジャー「全米女子オープン」で予選通過を果たした橋本千里は、決勝進出を惜しくも逃した。

午前中の稲見萌寧(いなみ・もね=東京・東深沢中3年)との準々決勝は、2アップとしていた残り4ホールで追いつかれ延長戦に突入した。決着をつけたのは21ホール目。直後のマッチには疲労困憊の状態で臨んだことは疑いようがない。

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「21ホールまで行って、緊張感もあって、その影響が出たかもしれない」。案の定、準決勝では蛭田みな美(学法石川高2年)に出だし2ホールで連続ポイントを奪われる苦しい序盤。5番からの3連続アップで一気に逆転に成功したが、2アップで迎えた12番以降に追いつかれ、17番で痛恨の3パットを喫して1ポイントを献上。最終18番では奥から下りのバーディパットを打ち切れないまま、1ダウンで敗戦を喫した。

「全米女子オープン」で4日間を戦い抜いた結果、日程上の都合で欠場を余儀なくされるはずだった今大会は、24日(火)の初日の競技が雷雨により順延されたため、急遽出場できることになった。天が大いに味方した格好だが、肉体的にも、精神的にも疲れは溜まる一方。コースを出た後は、スーパー銭湯へ向かい、部屋では持参してきた低周波治療器で体を癒そうと必死だった。

敗れはしたが、ベスト4に残ったことで、今年の「日本女子オープン選手権競技」(10月2日~/琵琶湖CC)の出場権を手に入れた。29日(日)には3位決定戦に出場するため、もうひと踏ん張りが必要。「アメリカでは自分のゴルフが出来ない部分があったけれど、こっちでは今日の2ラウンド目(準決勝)のほかは出来た」と、強行日程の中で掴んだものもある。太平洋をまたぐ16歳の快進撃は、“強運”だけでは済まされないはずだ。(茨城県大洗町/桂川洋一)

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