注目が集まったアマチュア3人の同組対決は森田遥（中央奥・白いウェア）に軍配

アマチュアの勝みなみ、森田遥、佐々木笙子が首位に3打差の通算5アンダー4位に並び、国内女子ツアーでは初となるアマチュア3人による同組対決（記録が残る2002年8月以降）となった「サントリーレディスオープン」3日目。最終組の3つ前、アマチュアのみの第22組には、最終組にも勝るとも劣らない、多くのギャラリーが後に続いた。

前半アウトは揃ってスコアを落とす停滞のムードが漂ったが、後半に入り17歳の森田がなんとか挽回した。2つ落として折り返したインに2バーディを奪い、首位に3打差の通算5アンダー、6位タイと上位をキープ。一方、15歳の勝は「77」、18歳の佐々木は「80」と大きく崩れ、それぞれ26位、40位と大きく後退した。

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プロツアーの、それも上位で実現した異色のアマチュア同組対決。「やりにくさ？ それはなかったです。（プレーをする）設定がプロツアーになっただけだし、自分は自分のゴルフをするだけだと思っていました」と森田。勝も「プロと回る感覚で、（雰囲気は）それほど変わりませんでした」と答え、後半には2人で談笑しながらフェアウェイを歩く姿も見られた。

明日はそれぞれ別々の組に分かれてのプレー。通算1アンダー20位に浮上してきた18歳・柏原明日架を交え、引き続き、ローアマチュアタイトル争いが注目される。（兵庫県神戸市／塚田達也）