「今年は海外で優勝争いを」。EPSONの新商品発表会に出席した横峯さくら（写真右）と堀尾研仁（左）

プリンティングシステム事業大手のセイコーエプソン株式会社（長野県諏訪市、代表取締役社長：碓井稔）は6日（金）、高精度のデータ計測ができる高精度センサーを搭載したゴルフスイング解析機「M-Tracer for Golf（エム・トレーサー・フォー・ゴルフ）」を新商品として4月10日に発売することを発表した。

この日、都内で行われた記者会見には、エプソン販売株式会社の中野修義取締役・販売推進本部長ほか、スペシャルゲストとして同社所属の横峯さくら、ツアープロコーチの堀尾研仁氏が登壇し、実機を用いて商品をPR。横峯は「M-Tracerでいい状態のスイングを記憶しておいて、調子が悪くなったら比較する、トーナメント期間中も常に携帯したい」と会場で自身のスイングを披露した。

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今年に入り、トレーニングにラウンドと充実したオフを過ごしている横峯は「海外でも優勝争いをする」と2014年の目標を設定。これまで海外ではは開催当週の月曜日に現地入りするなど、過密なスケジュールで参戦してきたが、今年は「前週には会場入りして、良い状態で試合に臨みたい」と照準を変更。それにより国内試合欠場も厭わない姿勢を示した。

13年は4勝を挙げ、重ねた通算勝利数は「22」。さらに連続予選通過記録（101試合）を樹立し、最優秀選手にも選ばれた。年間勝利数で昨季を上まわる「4勝以上」を目標とした国内ツアーは3月7日に開幕する「ダイキンオーキッドレディス」、海外は4月の開幕メジャー「クラフトナビスコ選手権」で新シーズンをスタートさせる。