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連覇を狙う森田理香子、宮里藍と同組対決に「勉強したい」

27日(金)に宮城県の利府GCで開幕する「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」に、賞金ランキングトップを走る森田理香子がディフェンディングチャンピオンとして出場。大会連覇に向け、「優勝はしたいけど、そんな簡単ではないのは分かっている。できることを一生懸命にやりたい」と、静かに自身を鼓舞した。

ディフェンディングとして迎えるのは2回目となるが、ツアー初勝利を飾った2010年の「樋口久子IDC大塚家具レディス」は翌年、名称が「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」に変わり、開催コースも武蔵丘GC(埼玉)から森永高滝CC(千葉)に変更。「会場も名前も変わったので、実感があまり無かった」と、どこか寂しげに振り返る。

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今週は、大会名称もコースも昨年と同じ。1年を経た今週も、コースの至るところに昨年の“記憶”は強く刻まれていた。特に、昨年最終日のサンデーバックナイン、ティショットを曲げてボギーとした15番パー3では「今年は絶対に左にいかせないように」。ミスを犯した1つ1つのシーンを確認するように、練習ラウンドを重ねた。

ショットにも光明を見いだしている。今年の7月より、師事する岡本綾子の勧めでマッスルバックアイアンに替えたが、男子プロの松山英樹も同モデルを使用するハードスペックは、森田の好調を支えてきたショットをにぶらせた。先週の「マンシングウェアレディース東海クラシック」からアイアンを元に戻し、12位タイと久々の上位フィニッシュ。「スイングのリズムや感覚は良くなっていると思う」と、好感触を取り戻しつつある。

予選ラウンドでは、宮里藍有村智恵と同組に。宮里とは、11年「日本女子オープン」予選2日目以来、6ラウンド目の直接対決になる。「パットが上手い選手なので、勉強したい」と謙虚な言葉に留めたが・・・12試合ぶりの今季4勝目へ膨らむ期待を背に、今週一番の注目組を牽引する。(宮城県利府町/塚田達也)

2013年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント



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