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宮里藍、今季日本ツアー初戦でニュードライバーを投入

高校時代を過ごした“第2の故郷”で、宮里藍が今季日本ツアー初戦に臨む。27日(金)に宮城県の利府GCで開幕する「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」。東北高校3年生で出場した03年にツアー史上2人目となるアマチュア制覇を果たし、その後の華々しいキャリアの幕開けとなった思い出の地で、06年に続く大会3勝目、09年「SANKYOレディース」以来となる国内通算15勝目を狙う。

2週間前には米国メジャー最終戦「ザ・エビアン選手権」に出場し、日本勢最上位となる15位タイでフィニッシュ。「ショットの調子はすごく良いので、日本でも維持していきたい」と、上々の手応えとともに帰国の途についた。先週は沖縄の実家に戻って体力の回復に努め、心身ともにリフレッシュ。そして今週コース入りした火曜日に、新兵器との出会いが待っていた。

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エビアンの会場でニュードライバーのテストを打診され、今週の利府GCで初めて手にした「ブリヂストン TOURSTAGE X-DRIVE プロトタイプ」。今年のシーズンインから使用していた「ブリヂストン TOURSTAGE X-DRIVE 909」(シャフト:ツアーAD DJ-5)からのチェンジで、ヘッド体積は420ccから460ccと大型に。シャフトは、より手元でしなるツアーAD MT-5へと差し替え、ロフト9.5度は変わらないものの、「いつも以上に高さが出ている」という。総じて「キャリーも出るし、いつもより10ヤードくらい飛んでいる」と試打テストの結果は“一発合格”となり、「(本戦も)そのままいくつもり」。好調なショットに、新たな楽しみが加わった。

03年の初優勝以降は米ツアーとの兼ね合いもあり、僅か3回の出場(04、06、11年)に留まっていた宮里。節目となる10年後の今週、再び宮城に戻って来られたことに「この試合はこういう運命にあるのかな、と思う」と、言葉に感情を込めた。宮里藍は明日の初日、午前9時57分に森田理香子有村智恵と同組で、1番ティからスタートを切る。(宮城県利府町/塚田達也)

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2013年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント



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