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原江里菜が3位タイ発進 先週の自滅を糧に

国内女子ツアーの今季メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」が9日(木)、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部・西コースで開幕。先週の「サイバーエージェントレディス」で優勝争いを演じた原江里菜が5バーディ、2ボギーの「69」で回り、首位に1打差に迫る3アンダー、3位タイの好スタートを切った。

先週は、ピンを攻めずにチャンスの巡りを待つマネジメントが奏功。首位に2打差で迎えた最終日はしかし、「76」と大きく失速して12位タイに沈み、「自分で試合を壊してしまい、すごく悔しかった」と省みる。その原の脳裏に残るのは、同じ最終組で回った横峯さくらのプレー。「前半はパットが決まらず流れが悪いのに、それでも1度もピンを狙わず、その中でパットを決めていた。マネジメントと、それを守るためのメンタルもあった」。優勝者のプレーに、自滅した自身のプレーを投影させた。

その反省を、さっそく初日に活かしてみせた。「グリーンとピンを狙うのではなく、“手前から”を守れたので良かった」。先週から引き続き行うマネジメントの貫徹と、好調なパットが噛み合っての好スコア。ミスショットをしても「4日間の二百何十分の一、と割り切ってできた」と、フラットな気持ちで18ホールを完走した。グリーンが硬く締まったタフなメジャーセッティングは、現在の原が心がけるマネジメントにうってつけの舞台だ。(茨城県つくばみらい市/塚田達也)

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2013年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ



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