難コース・葛城で連覇なるか。終盤戦をカギに挙げる笠りつ子

4日（木）に開幕する「ヤマハレディースオープン葛城」で、自身初の大会連覇に向けて臨む笠りつ子が3日（水）にプロアマ戦に出場。「良い感じで来られているので、今週も良い結果で終えられるようにしたい」と、好調をキープして葛城に乗り込んだ。

昨年までの3日間から、今年は4日間競技へと移行する。「あまり疲れないように、最後にピークを持っていけるように。1日目、2日目で良い位置につけて、3日目、4日目が勝負ですね」と構想を練る。今シーズンは5試合を終えてトップ10を3回マークしているが、そのいずれも最終日にチャージをかけて急浮上を遂げてのもの。試合終盤のチャージが目立つ展開が続いている。

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「最終日に良いスコアで上がれるようになっている」と、笠も好調なシーズン序盤の要因に上げている終盤の強さ。その意味では、今の笠にとって4日間競技は追い風だ。「有利といえば、有利だと思う」と、そこは笠も認めるところ。

例年、凌ぎ合う消耗戦が演じられている難コース、葛城。「グリーン上と最後のバックナインが一番重要になる。最後の方で、いかにバーディが獲れるか。自分のプレーに徹して、良い位置にいられればガンガン行きたい」と、言葉に力をこめた。（静岡県袋井市／塚田達也）