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斉藤愛璃は予選落ちも、バーディ量産に光明

上位では熾烈なバーディ合戦が演じられた「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」2日目。初日に91位タイと出遅れた斉藤愛璃も5つのバーディを量産したが、4つのボギーが響いて「71」止まり。予選カットラインに3打及ばず、通算3オーバーの71位タイで予選落ちを喫した。

初日の「76」が重い足かせとなったが、「今日はできる限りのことはやったと思う」と、その表情に陰りはない。斉藤の気持ちを前に向かせているのは、この日に奪ったバーディ数だ。「一時期、バーディがゼロ、獲れても1つというのが続いていた。今日、たくさん獲れたことは良かった」。

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バーディ量産の源となったのは、ティショットの精度、つまりはフェアウェイキープ率の向上だ。「(予選落ちの)先週はドライバーが課題だったけど、今日はフェアウェイに打つことができた」と斉藤。今週は、2年前から師事するコーチの桜井大輔氏が自らキャディを務め、課題の克服に向けて、練習ラウンドから実践的な調整を重ねてきた。「今週の段階では、先週の課題はクリアできたと思う」と、視界は開きつつある。

昨年大会も初日からスコアを崩し、90位タイで予選落ち。「このコースは難しい。去年から良いイメージが無く、苦手意識がある」と相性の悪さを否めない舞台でもある。シーズン後半戦に向け、苦手コースで得た好感触を無駄にはしない。(長野県軽井沢町/塚田達也)

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2012年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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