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青山は2時間の中断が奏功、パットが蘇り単独2位

「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」最終日は、単独首位からスタートした野村敏京が中盤から独走態勢に。その野村に終盤のバーディラッシュで3打差まで詰め寄り、自己ベストタイとなる単独2位に浮上したのは、4位タイからスタートした青山加織だった。

前半は「もう少しで入るバーディパットが入らず、イライラする部分もあった」と1バーディ、1ボギー。そのまま後半に入り、11番ではグリーン奥のカラーから約30メートルのバーディパットを残す。それまでの状況もあり「打ちたくない気持ちが強かった」という弱気な心がのぞいた時、急に振り出した豪雨により中断の合図が。約2時間に渡る中断により、「セットアップし直すことができた」と気持ちを切り替える余裕が生まれた。

再開後、超ロングパットをOKまで寄せてパーセーブ。すると14、15、さらに17、18番とバーディを量産。中断時の切り替えも奏功し、自身2度目となる単独2位というポジションに滑り込んだ。前回は、07年の「ニチレイPGMレディス」にまで遡る。当時は「入っちゃった、寄っちゃったというのが多かったけど、今回は練習通り、読んだラインにしっかり打てた3日間でした」と、特にパットの成長を実感。「惜しかったバーディパットを入れることができれば、優勝できる」。念願のツアー初優勝が、ハッキリと見える位置にまで近づいたことを実感した3日間となった。

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2011年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン



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