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「きのう伸ばしておけば…」 山下美夢有は“納得”の中止で2位

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 最終日(24日)◇UMKCC(宮崎)◇6545yd(パー72)◇雨

最終ラウンドが中止となり、1打差2位から逆転優勝の機会を失った山下美夢有は現実を淡々と受け止めた。「天気が天気なんで。『きのう(もっと)伸ばしておけば』というのはありますけど、切り替えて次の試合で頑張ります」

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午前8時50分スタート、首位の臼井麗香との最終日最終組対決に備えてコース入り。練習場でのウォーミングアップの後、同8時17分に競技が中断。「コースに来る時は雨も止んでいて」とモチベーションを高めていたが、降りしきる雨に「これはもうダメだな」となかば諦めの境地で中止を迎えた。

首位に1打差まで迫った予選2日間ではボギーなしの「66」を並べた。2年連続年間女王で迎えた今季、前週まで3試合でのスコアは「68」が最高で、順位も19位→15位→14位。悪くないと思われるパフォーマンスでも、立場と実績が他のプロとは異なる。それだけに「ショット(の調子)が戻ってきたところはありますし、そこをプラスに考えたい」と、短縮競技の中でも収穫を得た。

帯同キャディだった妹蘭さんとの“姉妹初優勝”は、体調不良のため棄権した昨年8月「CATレディス」に続いてお預けになった。「機会があれば、また妹をキャディで、と思います」。明るく前向きな言葉を残し、コースを後にした。(宮崎市/加藤裕一)

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