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勝みなみは地元で“充電完了” 次週から米ツアー復帰

◇国内女子◇Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 最終日(17日)◇鹿児島高牧CC(鹿児島)◇6456yd(パー72)

荒天で9ホールの短縮競技となった最終日。首位と5打差の21位から出た勝みなみは「上体が浮いてしまって、なかなかバーディチャンスにつけられなかった。流れも良くなくてスコアを伸ばせなかった」と1バーディ、1ボギーの「36」にとどまり、悔しさをにじませた。

3日間プレーすることを最低ラインに設けた、地元・鹿児島開催の一戦。優勝争いから遠い通算2アンダー22位でのフィニッシュは、「もう少し上位に行きたかったけど…」と満足から程遠い結果だった。

それでも、1年ぶりに浴びる地元ファンの声援は何よりの活力になった。「『帰ってきたな』と感じさせられた。毎年そうなんですけど、最初のティイングエリアからたくさんの応援を頂いた。たくさんの方に応援していただいていることを実感した。これからも皆さんに元気を届けられるように頑張りたい」と力を込めた。

大会後はすぐに渡米し、21日(木)開幕の米ツアー「ファーヒルズ朴セリ選手権」(カリフォルニア州・パロスバーデスGC)に出場する。予選落ちに終わった1月「ドライブオン選手権」以来となる、主戦場での今季2戦目に臨む。

約1カ月間の米ツアー転戦後、国内での次戦は今季メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」(5月2日開幕/茨城・茨城GC東C)を予定している。「去年は(米ツアーで)胸を張れる成績ではなかったので、向こうで活躍して胸を張って帰ってきたい」。一回りも、二回りも大きくなって戻るつもりだ。(鹿児島県姶良市/内山孝志朗)

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