ツアー1勝の葭葉ルミがトップと2打差3位に浮上

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 2日目(15日)◇熊本空港CC（熊本県）◇6623yd（パー72）

1アンダー20位から出た葭葉ルミがフィールドベストとなる「67」をマークし、トップの申ジエと2打差の6アンダー3位に浮上した。この日ボギーを喫したのは10番のみで、合計6つのバーディを奪って大きくジャンプアップした。

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前週の「富士フイルム・スタジオアリス」(50位)から調子が上向いていると振り返る。この日のパーオン率は77％(14/18)で、2日間でも全体1位の83％（30／36）と持ち前のショット力が光った。

徐々に調子を上げてきた

球筋をフェードに変えようと取り組んでおり、「アイアンのシャフトを軽くしたりもしたけど、そういうのが今週ハマってくれている」と分析。「コーチに言われたことが理解出来てきて、イメージ通りに打てるようになってきたので、ゴルフが楽しい。優勝を意識できるところまで伸ばせたので、あしたも負けないように同じプレーが出来たらいいな」と話した。

ショットが安定した

今季はQTランキング6位の資格で出場。出場の優先順位が入れ替わる第1回目のリランキング(6月「ニチレイレディス」終了後)へ「少しでもなるべく上位で終われるように意識しています」。2020年「NEC軽井沢72ゴルフ」以来の最終日最終組でのプレーに力を込めた。

16年「ニッポンハムレディス」に続く2勝目となれば、そんな心配も吹っ飛ばせるはずだ。(熊本県菊陽町／石井操)