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自己ベスト「64」鶴岡果恋が生かした最終日の教訓

◇国内女子◇ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 最終日(5日)◇ゴルフ5カントリー 四日市コース(三重県)◇6563yd(パー72)

鶴岡果恋が1イーグル6バーディでベストスコアを3打更新する「64」をマーク、通算12アンダーと伸ばして自己最高の3位でフィニッシュした。

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「きょうはティショットがバラついたが、チップインや長いパットが入ってくれてスコアメイクにつながりました」

7mのフックラインを沈めた前半2番から3連続バーディ。13番(パー5)では3打目66ydから58度でイーグルを奪った。

前週「ニトリレディス」最終日は最終組から初優勝を狙ったが、出だし1番でダブルボギー。最後まで流れをつかめず、まさかの「80」をたたき20位に終わった。

「普段のゴルフを取り戻せずにガタガタと落ちた。きょうは出だしだけはしっかりしようと。スタートで絶対にパーをとろうと思った。それがすごく生きました」。良い教訓として、この日は出だし1番をパーセーブして、続く2番のバーディにつなげた。

今夏の東京五輪銀メダリストの稲見萌寧と同じ1999年生まれで、プロテストも同じく2018年に合格した90期生だ。

「ジュニアのときからずっと一緒に戦ってきた一番近い存在。活躍を間近に見てきたし、同じ土俵に立ちたい。いつかは追いつきたい」と、その飛躍には刺激を受けている。開幕前の練習ラウンドでは2人で確認して意識を高めた。

前週からパターの握りを順手からクローグリップに変えて好感触を得たのも奏功した。「調子も上がっているし、ショットもピンに絡んでくれるようになってきた」と過去最高の3位。ツアー初Vへ向かって一歩ずつ階段を上っていく。(三重県四日市市/玉木充)

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