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独走態勢は気にせず「とにかくゴルフが楽しい」勝みなみのゴルフノート

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 2日目(31日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6585yd(パー72)

勝みなみはゴルフノートに反省や思いを書き込んでいる。1カ月前に感じとった復調気配が結果として表れたのが2週間前の前戦「富士通レディース」。12位で終えた最終日には課題をしっかりと振り返り、「いまはとにかくゴルフが楽しい」と綴って締めくくっていた。

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「ゴルフ自体が楽しいと思えたのは、本当に久しぶりでしたね。楽しいというのにもいろいろあるけど、悪いときはその中で良かった部分を探す。良かったときよりは、“楽しい”というのは少なくなる」。6月の国内開幕戦からショットの不調を抱え、スイング時に「肩を回す」ことで改善の兆しが見えた。

生命線のパッティングは、予選落ちした「スタンレーレディス」で3パットが多発した。「(その翌週の)富士通の最終日に『フェースが開いているのかな?』とキャディさんに話して見てもらったら、やっぱり開いていた。少しかぶせてみたら、すごくしっくりきたんです」。悩みの種を一つずつ潰してきた。

単独トップから出て6バーディ、1ボギーの「67」で回り通算10アンダー。2位の申ジエ(韓国)に5打差をつけた。前半2番ではティショットを左に曲げて暫定球を打ったが、木に当たっていた1球目が見つかり、ロストボールを免れてボギーにとどめた。8mを沈めた10番からはショット、パットがかみ合い3連続バーディを奪った。「全体的に良いです」とうなずいた。

史上最年少のアマチュア優勝を含め、過去4勝は混戦を制する展開が多かった。申には16年「ニチレイレディス」で史上初のアマ2勝目を阻まれた。「怖い相手ではあるんですけど、素晴らしいプロと最終日最終組で回れる。相手よりも、まずは自分のプレーをすることに集中したい。5打差というのは消してゼロからやりたい」と自然体で言い切った。(埼玉県飯能市/林洋平)

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2020年 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント



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