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旗竿で挟まったボールを拾い1罰打 「ストップ!」の声で失格免れる

◇国内男子◇アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 3日目(23日)◇カレドニアン・ゴルフクラブ (千葉)◇7100yd(パー71)

出だしの1番でチップインバーディかと思いきや…1罰打が科されて少しガッカリな話。国内ツアー1勝のデビッド・オー(アメリカ)がSWでアプローチしたボールは7yd先のピンに当たり、カップのフチとピンの間に挟まった状態で止まった。規定では、ボール全体がカップ面の下に沈まないとカップインと認められないが、「バーディだと思い、次のホールに向かおうと思った」とボールをピックアップ。ゴルフ規則18-2の違反により1罰打が科された。

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ボールを拾い上げようとしたオーに同組の選手から「ストップ!」との声が飛んだが、「止まれなかったよ…」と苦笑い。競技委員の指示のもと、再び同じ状態に戻してからカップインさせてパーとし、次のホールに進んだ。

ボールを拾い上げたまま次のホールのティショットを打っていれば、ゴルフ規則3-2『ホールアウトの不履行』により失格となっていただけに、同組選手の指摘に感謝していたオー。その後は8番(パー4)でイーグルを決めるなど「68」と伸ばし、「しょうがないと思って気持ちを切り替えて、アンダーで回れて良かったよ」と笑顔だった。

女子ツアーでは2016年「スタジオアリス女子オープン」初日に鬼頭桜が同じく挟まったボールを拾い上げ、次のホールのティショットを打ったため失格になったケースがある。(千葉県横芝光町/塚田達也)

■ ゴルフ規則17-4 旗竿に寄りかかっている球(抜粋)

プレーヤーの球がホールの中の旗竿に寄りかかって止まっていてホールに入っていない場合、プレーヤーかプレーヤーの許可した人が、その旗竿を動かすか取り除くことができる。その際に球がホールに落ち込んだ場合、プレーヤーの球は最後のストロークでホールに入ったものとみなされる。

■ ゴルフ規則18-2 プレーヤーにより止まっている球が動かされた場合(抜粋)

プレーヤーの球がインプレーの場合で次のときは、プレーヤーは1打の罰を受ける。
・球を拾い上げたり動かしたとき。
・故意に球に触れたとき(アドレスの際にクラブが球に触れたときを除く)。
・球の動く原因となることをしたとき。

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